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映画サイコパス3のネタバレと感想

映画|サイコパス3の全ストーリーネタバレと感想。4期の可能性は?

2012年に放映され絶大な支持を集めたアニメ「サイコパス」。

 

アニメは2014年には「サイコパス2」、2019年には「サイコパス3」と続編が制作され、今回の「劇場版サイコパス3 First Inspector」は「サイコパス3」の続編として作られました。

 

監督には「サイコパス」シリーズを全て手掛ける塩谷監督、脚本には冲方丁を迎え、公安局刑事課1課の新人監視官・慎導灼とミハイル・炯・イグナトフが新たな闇に立ち向かいます。

 

今回は、映画PSYCHO-PASS(サイコパス)3のネタバレと感想について書いていきます。

そして「サイコパス4」の可能性について考察してみました。

 

 

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映画|PSYCHO-PASS(サイコパス)3の本編あらすじ

梓澤、公安局をジャック!刑事課1係&外務省行動課の運命は…

 

謎の組織「ビフロスト」から派遣されたファーストインスペクター梓澤は、11thインスペクター小畑とともに公安局のサーバーや監視システムを奪い、公安局を占拠することに成功します。

 

内部・外部の通信がシャットアウトされた公安局刑事課1係に提示された解放の条件は、「東京都知事・小宮カリナの辞任を放送すること」でした。

 

ドミネーターもなく、互いに通信すら使用出来ない公安局内で慎導たちと梓澤の対決が開始されます。

 

映画|PSYCHO-PASS(サイコパス)3の全ストーリーをネタバレ

六合塚が死亡!?衝撃のシーンから始まる!

 

アニメ版「サイコパス3」のラストシーンから、劇場版「サイコパス3」が始まります。

 

刑事課1係に力を貸した六合塚ですが、公安局からの帰宅時に何者かの仕業によって、事故に遭ってしまいました。

 

意識を失った六合塚に近づいたのは、梓澤です。

梓澤は彼女から公安局のパスを手に入れます。そしてそのまま、バイクで走り去りました。

 

一方、舞子を人質に取られ13thインスペクターとなったイグナトフのもとに、コングレスマンである代銀から連絡が入ります。

 

代銀は自分の権力と、イグナトフの兄の死についての真実を知っているとほのめかし、通話を終了。

 

代銀の居場所を把握するために、イグナトフは妻を自宅に残し、音声捜索を始めます。

 

その結果、代銀の居場所は有明と判明

イグナトフは急きょ有明へ向かうのでした。

 

梓澤、公安局を手中に収める!

公安局に到着した梓澤は、六合塚のパスを使い簡単に局へ入り込みます。

同時に何匹もの羽虫型ドローンを放ちました。

 

羽虫型ドローンはあらゆる場所に入り込み、サーバーをダウンをさせます。

そのまま梓澤は拘置所エリアへ向かい、まず囚われていた小畑を救助します。

 

同時に収容されていた囚人を解放します。

 

彼らには公安局刑事課のメンバーの映像を見せ、彼らを人質にするよう誘導します。

 

内部・外部どちらからも孤立した公安局。さらに梓澤は、「パスファインダー」と呼ばれる殺し屋2名を有明に招き入れます。

 

この混乱の中、公安局刑事課1係は全員がバラバラに行動をしていました。

 

雛川と廿六木は食堂、入江と如月は屋外、灼は刑事課1係の部屋にいたばかりに、チームの連携が取れなくなります。

 

さらに悪いことに、公安局で会見を行う予定であった小宮カリナと唐之杜までビル内部に閉じ込められてしまったのです

 

梓澤は、刑事課のフロアにまで行くと灼を拘束、連れ去ります。

 

その隙に小畑は唐之杜の分析官ラボに侵入し、公安局システムへのハッキングを開始しました。

 

有明のイグナトフ、「外務省行動課」と遭遇

有明に到着したイグナトフを待っていたのは、外務省行動課・須郷でした

須郷はイグナトフを監視し、外部の誰と接触していたのかを探ろうとします。

 

そこに激しい銃撃の嵐が!

梓澤の放った「パスファインダー」の内の1名が、有明のイグナトフと外務省を始末するために動いていたのです。

 

銃撃は途中からドローンのものと代わり、「パスファインダー」は姿を消してしまいました。

 

ドローンの囮となった須郷は負傷しましたが、イグナトフは無事ドローンを破壊し、身の安全を確保します。

 

須郷が外務省へ応援を呼んだ結果、行動課の花城・フレデリカと宜野座、そして狡噛が姿を現します。

 

宜野座と狡噛はヘリで公安局に侵入しようとしていました。

イグナトフはふたりに頼み込み、自らも公安局ビルに乗り込むことに決めます。

 

行動を開始する公安局刑事課1係

食堂で一緒だった雛川と廿六木は、拘置所エリアから脱出した数名の暴徒を鎮圧します。

 

異常を察知した雛川と廿六木は脱出口から抜け出そうとしましたが、ロックがかけられています。

 

幸い、雛川が腕時計型コンピューターを持っていたため、食堂の脱出口だけは開錠に成功。

 

非常階段を出たところで、霜月と遭遇します。

 

霜月たちはまずドミネーターがなければ、鎮圧が難しいと判断し階段を使用してドミネーターの保管庫である20階まで降りることにしました。

 

唐之杜とカリナは、共に会場からの脱出を試みます。

途中で資材置き場の部屋に辿り着き、唐之杜は中から超小型のダンゴムシ型ドローンを組み立てます。

 

しかし、ここで公安局の回線を乗っ取った梓澤から、アナウンスが入ります。

  • 低階層は毒ガスが充満しており、大勢の人間が人質となっていること。
  • 外国からの暗殺者(=パスファインダー)がすでに局長室をジャックし、禾生局長を拉致したこと。
  • 頼りになるはずの刑事課の2係は全員外出していること。

 

これらの条件を全て解除したいのであれば、30分以内に小宮カリナの辞任宣言を撮影し、放送するように梓澤は要求したのです。

 

同じ頃、梓澤は灼を刑事課1係の部屋から、別の部屋に移動させていました。

 

灼は梓澤が何の目的で公安局を乗っ取ったのかをメンタルトレースしようとし、失敗

梓澤は世界を知りたいだけだ、と言い残し灼を椅子に縛り付けたまま部屋から姿を消しました。

 

その隙に、灼はカリナからもらった香水の瓶を床にたたきつけ割ります。

 

香水に含まれているエタノールが空気中に散布された結果、唐之杜のダンゴムシ型ドローンが空気成分に異常を感知し、灼の場所は唐之杜とカリナの近くであることが判明したのです。

 

また、このダンゴムシ型ドローンは梓澤の持ち込んだ羽虫ドローンにも有効でした。

 

羽虫型ドローンを蹴散らしたダンゴムシ型ドローンは、公安局のシステムを少しだけ取り戻すことに成功したのです。

 

ネットワークの一部が乗っ取られたことに悔しさをにじませる小畑でしたが、梓澤は問題としていません。

 

梓澤はカリナが辞任宣言をしないため、まずは灼を殺害しカリナに揺さぶりをかけようとしました。

 

1名の「パスファインダー」を灼の部屋に送り、その「パスファインダー」に灼を始末させようと考えたのです。

 

外務省行動課・狡噛とイグナトフが公安局に到着

外務省行動課とイグナトフを乗せたヘリは、公安局の屋上のヘリポートを目指しています。

 

それを発見した刑事課1係の如月と入江は、屋上にあがりました。

しかしすでにそこには「パスファインダー」がおり、外務省のヘリ到着を重火器で阻んでいます。

 

入江と如月に気が付いたイグナトフは、ヘリから銃火器を渡します。

さらに外務省行動課からは狡噛が、さらに公安局からはイグナトフが屋上に降り立ちました。

 

「パスファインダー」は時間を確認すると、屋上を離れ別の任務に向かいます。

 

ですがロボットドローンが設置されているため銃弾の嵐は止まりません。

ヘリの到着は困難を極めました。

 

入江たちはドローンに発砲し、イグナトフも加勢に加わります。

 

最後には宜野座が運転するヘリがドローンをヘリポート外に落とし、全員が無事に公安局屋上に降り立ちました。

 

公安局刑事課1係、サーバールーム前に集合

ところがここで驚くべき出来事が起きてしまいます。

 

梓澤は30分を経過してもカリナから連絡がないことから、見せしめのために「パスファインダー」を使って禾生局長を殺害してしまったのです。

 

そして灼に送られた「パスファインダー」も灼の部屋に到着していました。

 

ところが、そこに灼の姿はありません。

唐之杜とカリナがすでに救出していたのです。

 

さらに唐之杜は離れ離れになっていた公安局員の通信回路を奪還することに成功しました。

 

これでビル内にいる公安局刑事課1係とは全員コンタクトが出来るようになったのです。

 

刑事課1係は全員、サーバールーム前に集合しようと決め、通信を終えます。

 

いち早くサーバールーム前に到着した灼、唐之杜、カリナ。

 

サーバー前の廊下は、通過しようとすると向かい側のビルから廊下に向かって銃が発砲される仕組みになっていました。

 

通路の死角には対格闘用のドローンが見張りを行っています。

サーバールームを前にして足止めを食らう灼たちに、梓澤から通信が入ります。

 

梓澤はそばにカリナがいるのなら、今すぐ辞任するようにしろと強要します。

梓澤はさらにとある映像を灼たちに送りつけました。

 

その映像はカリナの秘書・オワニーの姿でした。

オワニーはガスの充満する地下駐車場に監禁されています。

 

さらにその周囲を絶え間なくロボットドローンが見張っています。

灼はこれを見てオワニー救出は自分が向かう、と宣言します。

 

さらに、梓澤の狙いはオワニーの命よりも、自分たちをサーバールームに近づけないことにある、と考えました。

 

サーバールーム前廊下の灼たちのもとに、イグナトフ、入江、如月たちが集合しました。

イグナトフと灼は行き違いがありましたが、ここでようやく再度友情を結ぶことが出来ました。

 

イグナトフは灼のことを信じ、オワニー救出へ灼を送り出します。

格闘型ドローンの前にはすでに入江と如月の姿がありました。

 

武器を携えた「パスファインダー」はすでに狡噛が追跡をしています。

 

ところが、ここでイグナトフに「インスペクター」から連絡が入ります。

「インスペクター」の要求は、今近くにいる小宮カリナを殺せ、というものでした。

 

しかしイグナトフは拒否、もうそちらの思い通りには動かないと言います。

「インスペクター」である梓澤はその答えを聞いて、次の作戦を考えます。

 

サーバールーム前の通路の銃撃は、外務省行動課の宜野座が停止させました。

宜野座はビルの前で銃撃を行うロボットドローンを破壊、銃撃を止めることに成功したのです。

 

さらに宜野座は、外の公安局刑事課2係と連携を取っていました。

イグナトフの前に輸送用ドローンが出現し、ドミネーター2丁が手渡されます

 

サーバー解除に成功、刑事課1係連携可能に

無事にサーバールームに侵入出来た唐之杜ですが、同時にカリナも一緒にサーバールームに入ってしまいます。

 

サーバー用の制御コンピューターに触れようとしたとき、唐之杜の前には警告の表示が浮かび上がりました。

 

今すぐにサーバーから離れなければ、3分以内に部屋中に毒ガスを散布するという、梓澤からの警告です。

唐之杜はそのままサーバーの解除を行います。

 

カリナは停止するよう言いますが、唐之杜は必ずやりとげると言い、サーバーの解除を進めました。

 

やがて毒ガスが噴出し、唐之杜が持っていたガスマスクがカリナに渡されました。

 

唐之杜は何とかサーバーを取り戻すことに成功したものの、有毒ガスのため、その場で倒れます。

 

霜月、廿六木、雛川はドミネーター奪取のため、保管庫へ向かっていました。

 

しかし、保管庫の前には武装した囚人たちが待機していたのです。

ドミネーター確保に向かうはずと行動を読まれていたのでした。

 

そこで霜月は、使われていない小部屋に入り何かを探します。

そこにあったのは、従来のドミネーターをショットガンタイプに改造したドミネーター試作品でした

 

この試作品を廿六木に渡し、囚人たちに行使するよう霜月は命じます。

威力はすさまじく、かなりの数を食い止めることが可能となりました。

 

霜月課長たちは唯一の戦力であるドミネーターを確保したため、囚人たちを蹴散らし、サーバールームに向かいます。

 

イグナトフとカリナは局長室へ。ドミネーターは灼とイグナトフが所有。

霜月課長たちはサーバールームに集合し、これで全員がサーバールームに到着することが出来ました。

 

イグナトフは先ほど宜野座から受け取ったドミネーターを灼のもとに送りたい、と雛川に依頼し、ドローンによってドミネーターが灼のもとに送られます。

 

霜月課長はまず都知事の身の安全が第一と考え、カリナを局長室で保護することを思いつきます。

 

霜月課長はサーバールーム前で待機し、廿六木はドミネーターの充電を実行、イグナトフはカリナの護衛という役割が当てられました。

 

イグナトフとカリナは局長室に向かいます。

その時、「コングレスマン」からイグナトフに連絡が入ります。

 

「カリナは自分自身のAIマカリナを入れたブラックボックスを持っている。それをこちらに送信してほしい」

 

「コングレスマン」の要求は、イグナトフの理解を超えたものでした。

しかも、「パスファインダー」と戦闘型ドローンが局長室に向かっていることが、位置情報から判明します。

 

これだけ早くにカリナの位置がバレてしまうことはおかしい。

イグナトフはカリナに疑問のまなざしを向けます。

 

灼、秘書救出に成功。毒ガスはブラフだった!

一方、駐車場でイグナトフからのドミネーターを受け取った灼は、無事オワニー救助に成功します。

 

オワニーの元に毒ガス防護マスクがあったこと、その気さえあればカリナを見捨て、自分だけが生き残ることが出来たことを灼は疑問に思います。

 

そして、ある考えが閃いたのです。

灼は公安局のネットワークに接続しました。

 

「下層階に毒ガスが散布された、という情報はダミーです」

灼は刑事課全員が見守る中で、自分の毒ガスマスクを外し、息を吸い込みました。

 

何も起きません。毒ガスの情報は梓澤のフェイクだったのです。

 

しかし灼は、刑事課が毒ガスがフェイクであると知っていると、相手に悟られてはいけない、と言います。

 

これまで通り交渉を時間延ばしさせるため、霜月課長は梓澤に悟られぬよう、交渉を継続する方針を決めました。

 

霜月課長のもとに、梓澤から都知事を辞任させるよう再度要求の連絡が入ります。

 

霜月課長は堂々とそれに応じますが、その余裕ぶりが先ほどとは違うと梓澤は気づき、毒ガスのブラフがバレたことを悟ります。

 

霜月課長はシラを切り通しますが、梓澤はすでに真実を知っていました。

 

「こうなってしまっては、公安局に都知事を殺してもらおう」

梓澤は不吉な言葉を残して通信を切断します。

 

カリナの居場所の判明の理由は、口紅にあった!

局長室のイグナトフは、やがてこの室内にやってくる「パスファインダー」とドローンをやり過ごすために、まずカリナの「ブラックボックス」を借り受けます。

 

そして何故、梓澤がカリナの情報を素早く把握できるのかを知るため、「灼から最近何かもらったものはあるか?」とカリナに聞いてみました。

 

ちょうどカリナは自分自身が現在つけている口紅がそうだ、と答えます。

灼ならそんなことをしない、と直感したイグナトフは、カリナの口紅が発信機であったことを見抜きます。

 

そしてカリナがその唇を当てた瞬間に、生体認証が入り位置情報を梓澤に送信し続けていたのでした。

イグナトフはこの情報をもとに反撃を始めます。

 

灼、犯人・梓澤のメンタルトレース開始

灼はオワニーを安全な場所に隠し、イグナトフに通信をします。

梓澤のメンタルトレースを実行したい、それが灼の要求でした。

 

梓澤を抑えるためにはそれしかないと判断したイグナトフは、灼のメンタルトレースを支持し、灼はついに梓澤の深層心理に入り込みます

 

梓澤の深層心理内に浮かび上がったものは、意外にも灼の幼少期の記憶でした。

父と梓澤が何かを会話しているのです。

 

しかも背後には、巨大なシステム。人間の脳が整然と並び、指示を出すもの。

 

灼は自分がシビュラシステムの真実を知っていたことを思い出します。

 

それは父、篤志によって「雨が降っている」の言葉で封印されていたのでした。

 

灼は実の母が死んだとき、色相が全く変化しなかったことから、免罪体質者であることが判明します

 

父の篤志はそのために「コングレスマン」と接触、灼にシビュラシステムの全貌を見せます。

 

その上で、灼にシビュラの一員になるか、普通の人として生きるかを聞いたのです。

 

幼い灼はシビュラの一員となることを拒否、ごく普通の人間である道を選びます。

その様子を見つめていた「狐」の男、それが梓澤でした。

 

イグナトフの声で、灼はメンタルトレースを終了します。

メンタルトレースからわかったことは、梓澤の本当の目的でした。

 

灼は梓澤と一対一で対峙するために、これから梓澤のもとに向かうと言います。

そして、出来る限り灼と梓澤のふたりだけにさせてほしい、とイグナトフに伝えたのでした。

 

さらに灼は、梓澤に通信を入れます。

梓澤にふたりだけで会いたい、と言う灼。梓澤には「真実を教える」と伝えます。

 

局長室にはついに「パスファインダー」が到着しました。

「パスファインダー」はそのまま室内に忍び込み、椅子に座っていたカリナを撃ち殺します。

 

しかし、それはカリナのAI、マカリナでした。

物陰に隠れていたイグナトフはすぐさま「パスファインダー」をドミネーターで処分。

 

さらにマカリナの音声変換機能を利用して、梓澤に「カリナを始末した」という偽の「パスファインダー」からの通信を入れます。

 

しかしここで、問題が発生していました。

梓澤は公安局だけではなく、外務省とも通じていたのです

 

外務省には「コングレスマン」の情報と、世界各地でテロを起こす「ピースブレイカー」の情報を渡す代わりに、自分の身柄を保護してほしい、という梓澤の要求に外務省の行動課課長・花城はOKを出します。

 

そこで公安局ビル内にいる狡噛に、梓澤の身柄を急遽確保するよう、指令が下っていました。

 

この情報を雛川からの通信で知ったイグナトフは、灼との約束を守るために狡噛を梓澤のもとに行かせまいと止めに入ります。

 

梓澤と小畑は地下駐車場にいました。

囚人たちと同じタイミングで、護送車に乗り込み逃亡しようとしていたのです。

 

そこに訪れた灼は、小畑の運転する護送車に乗り込み、梓澤と対峙します。

梓澤は「ビフロスト」の真実を灼に語り始めました。

 

「ビフロスト」の真実、そして舞台はあの「ノナタワー」へ

もともと「ビフロスト」とは、シビュラシステムが初期の頃に設置された、デバッグチームだったのです。

 

そのチームは、次第にシビュラを自分たちの都合の良いように運用し始めました。

しかし、シビュラは日々進化をします。

 

そのために「ビフロスト」は直接シビュラに触れず、シビュラの盲点を突きながら自分立の利益を伸ばす団体となったのです。

 

梓澤の求めるものは、「ビフロスト」の「コングレスマン」の位置ではありませんでした。

 

メンタルトレースを行った灼は、梓澤自身が「シビュラ」になりたいのだろう、と目的を言い当てます。

梓澤は満足そうな笑みを浮かべました。

 

実は数分前、「コングレスマン」である代銀が、梓澤に「都知事がまだ生きている。早急に始末しろ」と命令を下しました。

 

しかし、梓澤はすでに「コングレスマン」の地位に興味を失っていました。

こうして梓澤は「コングレスマン」との繋がりを断ち、自らの願いを叶えるために灼と出会ったのです。

 

ノナタワー前で小畑の車と別れ、灼と梓澤は地下へ降りていきます。すでにシビュラは彼らのことを知っていました。

 

灼と梓澤は、シビュラシステムに辿り着きます。

 

梓澤は興奮し、シビュラに「自分をシビュラという神の一員に加えてくれ」と交渉をしますが、シビュラはあっさりとそれを断りました。

 

シビュラは、梓澤はあくまでゲームを楽しんでいるだけの人間という判決を下します。

そしてその隣にいる灼に、再度シビュラシステムに加入するよう要請をするのでした。

 

怒り狂う梓澤。灼と交戦が始まります。

 

灼のドミネーターはシビュラに管理され、梓澤を始末するように殺害モードに変貌します。

 

しかし灼は、「人は裁かれ、その後更生する機会も設けられるべきだ」と主張、あくまで梓澤を通常の犯罪係数で測定し、逮捕すると言います。

 

シビュラはしばしの審議の結果、灼の意見を採用。

灼は無事、梓澤を逮捕することに成功したのでした。

 

「ビフロスト」の本拠地、最後の「コングレスマン」」法斑の処遇

一方、公安局の霜月課長はすでに禾生局長から呼び出しの連絡があり、ノナタワーに向かっていました。

 

ノナタワー地下。

ここに「ビフロスト」のシステムが隠されていたのです。

 

「ビフロスト」では代銀はカリナが死亡するほうに賭けていたため、このゲームで全ての財産を没収されてしまいました。

 

法斑は、イグナトフからマカリナのブラックボックスを受け取り、AIを巧みに利用することで、代銀自身がAIであることを見抜いていたのです。

 

代銀は完敗したことを認め、ラウンドロビンから消去されます。

 

次なる「コングレスマン」を要求された法斑は、その椅子に「シビュラ」を呼び込みました。

 

こうして「ビフロスト」はシビュラと繋がり、シビュラの一部として機能することとなったのです。

 

全てが終わったあと、禾生局長と霜月課長は法斑のもとに現れました。

 

禾生局長は、霜月課長に灼の保護をするように言います。

そして焔には、シビュラの一員としての席を用意したいと提案します。

 

法斑はその提案を受け、ある条件を提示します。

 

ひとつは灼の保護。

そしてもうひとつは、常守朱の身柄の解放でした。

 

刑事課1係、全員無事に再会

灼、梓澤は霜月課長によってシビュラシステム前から連れ去られ、梓澤と小畑はそれぞれ逮捕されました。

 

イグナトフは敗北こそしたものの、狡噛を最期まで食い止めたのです。

灼とイグナトフ、そして公安局刑事課1係は無事公安局にて再会します。

 

カリナとも再会し、今回の犯罪は「反シビュラ主義テロ」によるものとしてマスコミに流すことになりました。

 

そして後日、公安局の新しい人事が決定します。

 

死亡したことになっていた禾生局長の代わりに、新しい局長が就任することになりました

それはあの、法斑静火だったのです。

 

紹介され唖然とする霜月課長に、法斑は微笑みかけます。

さらに霜月課長のサポート役として、常守が復帰すると聞き、霜月課長はさらに頭を抱えるのでした。

 

灼、イグナトフたちの事件はまだ解決していません。

そして互いが、大きな秘密を互いに持っています。

 

灼もイグナトフも、「いつか必ず話したいことがある」と互いに伝え、物語は閉じるのでした。

 

映画|PSYCHO-PASS(サイコパス)3の感想

映画のPSYCHO-PASS(サイコパス)3は、期待を裏切らずメンバー全員が活躍して嬉しかったですね。

3期アニメ版よりも劇場版のほうが高い満足度を得られています。

 

要因としては

  • 3期アニメ版は内容が複雑すぎた
  • 劇場版は全員に見所があり、わかりやすかった
  • 劇場版でようやく「ビフロスト」「コングレスマン」「ラウンドロビン」などの謎が解明した

などがあげられます。

 

灼の持つメンタルトレースは、「他人の行動を読み取る」サイコメトラー的な能力で、3期アニメ放映時から能力が高すぎる、などの問題がありました。

 

しかし、劇場版にてその能力は無理なく発揮され、テンポを崩すことなく自然に物語を進められたと思います。

 

ただし、「灼の父親を殺した犯人」「イグナトフ兄を殺害した本当の人物」という、3期主人公メンバーの最終目標は解決されていません。

 

また、「何故、常守朱は監禁されていたのか」など、劇中にはまだ明らかになっていない謎部分が残されています。

 

そのため、続編や公式サイドストーリーなどで補完されるのではないか、という期待を持つことが出来ました。

 

サイコパス2までは最終目標となる犯人に異常性があるというパターンでしたが、梓澤という今回の犯人は驚くほど凡庸です。

 

反シビュラの考えはなく、ただ人に試練を与えてどちらを選択するか、というスリルを味わう「普通の人」でした。

 

シビュラにも肯定的です。

そういった部分は前作の流れとは異なり、良くも悪くも3期らしさが出ていたと思われます。

 

しかしですね、やはり「サイコパス」旧刑事課1係チームの動向は気になってしまいますね。

 

狡噛、宜野座は外務省行動課へ。

常守は監禁後、公安局へ復帰。

 

六合塚は色相改善によりジャーナリストに。

唐之杜も色相が改善しているので、いよいよ外の世界に復帰するかもしれません。

 

なかなか1期の槙島聖護ほどの魅力的な犯人は出せないものの、サイコパスらしい楽しさは劇場版では伝わっていたと思います。

 

サイコパス「4」期はあるのか?

十分に今後可能性はあると思います。

 

アニメとして放映されるかはわかりませんが、再度劇場版やDVD展開、もしくは舞台化として見られる可能性もありますね。

 

何せ3の主人公である灼とイグナトフの真実が解明されていないことや、放置された伏線の多さは現状でも多くの指摘がされています。

 

それを繋ぐのはやはり作品を新しく作ることではないでしょうか。

 

シビュラシステムはついに自己修復システム「ラウンドロビン」を手に入れたわけですから、これまで以上に進化するでしょう。

 

シビュラの進化とは、より冷徹に人を裁くことなのか、それとも人に更生の機会を与えるものになるのか、現時点ではどちらに転ぶかは不明です。

 

最終的にシビュラの結末も、サイコパスで提示出来れば面白いと思います。

 

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