波よ聞いてくれ【8巻】を無料で読む方法。ネタバレと感想も紹介！

本記事では、波よ聞いてくれ『8巻』のネタバレと感想についてまとめています。

また、「波よ聞いてくれ8巻」のコミックマンガを無料で読む方法についても紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

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波よ聞いてくれ【8巻】のあらすじ

引きこもりの男性・潤一の社会復帰をラジオ企画として立ち上げたミナレ達。

取材中、彼女たちは東区での収録中大きな地震に襲われます。

地震の規模は大きく、札幌市全域が停電に陥るほどのものでした。

ミナレは麻藤に呼ばれ、急きょ「藻岩山ラジオ」へ向かいます。

そこで待ち受けていたのは、なんと緊急枠での「波よ聞いてくれ」放送。

麻藤からは「リスナーの不安を掬い上げろ」と指示されます。

南波のサポートを受けながら、ミナレは深夜から朝まで代打のDJが出勤するまで、ラジオを続けることに。

同じく「ボイジャー」からは炊き出しのために出勤要請がミナレに命じられます。

今にも倒れそうなほど疲労したミナレは、自分の「代打」として潤一を炊き出し要員として派遣。

潤もまた戸惑いながら、スープカレーの炊き出しを始めるのでした。

地震からの復帰、そして潤の社会復帰は可能なのか。

そしてミナレはついに「ラジオDJ」として枠が拡大することに！？

北海道地元密着型ラジオ「ラブコメ」、今回もまだまだ元気です。

波よ聞いてくれ【8巻】ネタバレ

ここでは、波よ聞いてくれ8巻のネタバレを紹介しています。

突然の巨大地震、札幌市全域が停電に！

地震発生後、ミナレは麻藤に呼ばれ、突如「波よ聞いてくれ」の特別放送を行います。

藻岩山ラジオ陣頭指揮を取らねばならない麻藤は、南波に番組進行を任せ、ミナレと南波だけの「波よ聞いてくれ」放送を強引に開始したのでした。

ミナレはリスナーから送られたFAXやメールを読み上げ、情報提供を求めます。

深夜から日が昇るまでミナレは放送を継続し、続々と情報が集められました。

一方、東区の多野家では灯油と電気の供給が停止。近くの小学校に避難することに。

しかしここでも潤一は自分だけ避難を逃れ、部屋に引きこもるのでした。

ミナレは小学校に向かい、潤一の行動を聞いてとある案を思いつきます。

潤の社会復帰は…あり得ない展開へ

スープカレー店「ボイジャー」店内も地震のため開店が出来ず、材料消費のために店長・宝田と中原で炊き出しを行うことにします。

このための手伝いとしてミナレは呼ばれたものの、深夜からの疲れで対応出来ない状況に。

ここでミナレは自分の代わりとして、潤一を「ボイジャー」に送り込むことに成功します。

潤一に対し、ボイジャースタッフが温かく接したことで、潤一の心情に変化が現れます。

潤一に対し中原は「世の中の事なんて自分たちの周りのことしかわからないし、皆綱渡りだよ」と教え、潤一はこれに諭されるのでした。

釧路から聞こえてきた音声は、「シセル光名」！

藻岩山ラジオはの放送は無事に茅代まどかに引き継がれました。

麻藤はようやく久連子と連絡をつけることになります。

そこで久連子に「ラジオくしろを聞いてみろ」とアドバイスを麻藤は受けました。

早速「ラジオくしろ」に音を合わせた麻藤。そこから聞こえてきたのは、麻藤をラジオ界に引き込んだあの「シセル光明」の声でした。

地震発生から8日後。札幌やその他の都市はようやく日常を取り戻します。

ミナレも多野家に向かい、その後の話を聞く事が出来ました。

一家は全員引越し、潤一の母は入籍、義理の妹の衿子はなんと、生きていた潤一の父と沙樹のもとに身を寄せることになります。

沙樹と父は実は生きており、東北でヤクザのヒッチハイカーを乗せてしまった上、沙樹はそのヤクザに恋してしまったため、縁を切ったのです。

そして潤一は、「ボイジャー」での成功体験から、「自分より下の人間を眺めながら仕事がしたい」と言い出します。

彼の新しい仕事は刑務官となりました。

札幌刑務所にて初勤務を体験する潤一。

その一室にはあのトリミキュア花輪の姿もあったのです。

ミナレ、「バレンタインラジオ」メンバーに選出される！

地震のときの「波よ聞いてくれ」緊急放送で、周囲から高い評価を得たミナレ。

そんなミナレのファンだというイギリス人・トーマスが藻岩山ラジオに現れます。

最初は外商と教えられていた彼は、実はラジオ制作局の社長で、麻藤の友人でした。

「波よ聞いてくれ」は深夜帯に50分枠番組となること、そしてその初回放送のゲストにはトーマスを迎えることが決定事項としてミナレに伝えられます。

それと同時に、ミナレが「バレンタインラジオ」のDJとして正式参加が決定したことも麻藤によって明かされたのでした。

この「バレンタインラジオ」には、マキエもノミネートされており、出演が決定したことがマキエ明かされます

中原の家を出たマキエは、兄からの自立の一歩を歩み始めました。

波よ聞いてくれ【8巻】の感想や見どころ

最大の懸念事項であった、引きこもりの潤一は無事社会復帰が完了しました。

本人も述べていますが、ミナレの介入のした甲斐があったというものです。

しかし復帰先は「札幌刑務所」。

しかも刑務官という……潤一は公務員となるので、頭が良かったということでしょうか。

しかも「自分以下の人間を…」の台詞はまさに「クズ」らしい沙村節が効いたセリフ回しですね。

作者が素晴らしいストーリーテイナーだと感じたのは、ここで一件落着といかず、何故か「札幌刑務所」にあの監禁事件を引き起こした教祖・トリミキュア花輪がいたことです。

あの話がきちんと伏線として活用されていることに、正直驚きました。

今回の題材となった巨大地震は、「胆振東部沖地震」として知られているものです。

北電の発電機が停止して道内全域がブラックアウトした恐ろしい災害でした。

実際に札幌での停電や地盤沈下、地割れなども発生し、住宅問題がいまだに解決していないところもあります。

それほど深刻な時に、だからこそミナレのあのアジテーターのような声と情報、そして励ましが役立ったのです。

実際にミナレのような型破りなDJがいてくれれば、安心感がすごくあっただろうと地震体験者として思います。

このあたりのミナレのラジオの描写は、元気になれるシーンなのでぜひ見てほしいところです。

「バレンタイン・ラジオ」出場メンバーは超豪華陣

各局ラジオパーソナリティが一堂に会する「バレンタイン・ラジオ」。

すでに茅代まどかは出演決定していましたが、今回はミナレも決定。

そしてついに！城華マキエも参戦です！

マキエは今回、ようやく中原に自分がラジオの番組制作に携わっていることを伝えることが出来ました。

二度と中原の家に戻らないと宣言したあと、即効で中原に「やっぱり遊びに行く」と伝えられたのは、笑いどころでもありマキエの成長も感じられます。

一応、茅代まどかとミナレは仕事上でライバル関係となっていますし（？）、マキエとは中原を巡る争いに……なるのでしょうか。

ミナレがこの女同士の戦いにどう立ち向かうのか期待したいところです。

加えて「ラジオくしろ」にはあのシセル光明さんがいらっしゃるようです。

でも男性のようにお話ししていたのが気になるポイントとも言えます。

麻藤さんはおそらくシセルさんとコンタクトを取ると思うのですが「バレンタイン・ラジオ」関係になるのか！？

現時点ではやや不明です。

8巻裏表紙は「ミナレ履歴書」。おまけマンガも付いてお得な一冊。

前回は「独身男性の未婚率統計」というおそろしいおまけを裏表紙に掲載していた「波よ聞いてくれ」ですが、今回は主人公・鼓田ミナレさんの履歴書が掲載されています。

ここでミナレさんの経歴を見ると

• 中学生時代、校内の露出狂を捕縛して褒められている
• 釧路湖陵高校というそこそこの進学校から釧路教育大へ
• 大学時代に初カレが出来て1年で破局
• ヨガインストラクターに憧れインドに渡るが、水があわず帰国

というミナレさんらしい素晴らしい過去が明らかにされています。

特殊船舶免許を取得もしているとのこと。

特技は投げ技という「この履歴書でどうやって採用されたのか」というユニークすぎるものとなっていますので、必見です。

また、今回はミナレのラジオと茅代のラジオを聴いて恋の駆け引きをする、中学生のおまけマンガがセットされています。

双方間違った意見ではないのですが、見事にすれ違っているのが見どころです。

8巻はかなりお得な内容となっています！

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『波よ聞いてくれ 9巻』の発売日はいつ頃？

次の第9巻は、2021年9月23日発売ではないでしょうか。

これまでの「波よ聞いてくれ」発行ペースは、1年に1度のサイクルでかなり安定しています。

• 第1巻：2015年5月22日
• 第2巻：2016年2月23日
• 第3 巻：2016年11月22日
• 第4巻：2017年9月22日
• 第5巻：2018年7月23日
• 第6巻：2019年3月22日
• 第7巻：2019年12月23日
• 第8巻：2020年10月23日※今回はここ

収録話数は第8巻では9話となっています。（第61.5話と記録されている話もありますが、麻藤さんバースデーとしてきちんとしたエピソードになっているため、1カウントとします）

今回は「特別編」として「おまけマンガ」も収録されていますから、おおよそ10話となるわけです。（これまでおまけの漫画収録はなかった）

月刊「アフタヌーン」で連載中ですから、特に問題がなければ1年後には9巻が出版されると考えられます。次も期待が出来そうです。

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