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波よ聞いてくれ【4巻】のネタバレと感想。熊に襲われながら恋愛相談!

今回紹介する作品は、2014年から月刊アフタヌーンで連載中の沙村広明「波よ聞いてくれ」4巻です。

 

北海道札幌市のカレー店で働く主人公・鼓田ミナレが地元ラジオでDJとして活躍する姿を描いています。

 

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波よ聞いてくれ【4巻】のあらすじとネタバレ

深夜、先輩ベテランDJである茅代まどかに呼び出しされたミナレ。

 

そこでミナレはまどかに、自分のラジオに対する姿勢や、喋り方、生き方までも説教されます。

 

突然のことに反論するミナレですが、喋れば喋るほど墓穴を掘る始末。

 

まどかはミナレの差し入れの酒に酔い、AD南波瑞穂に車で迎えに来てもらいます。

 

どこかまどかに対して冷たい瑞穂の態度は、実は瑞穂が思いを寄せる放送作家・久連子とまどかが仲が良いからでした。

 

一方で久連子には、自作の小説が文芸賞の最終選考に入ったという連絡が入ります。

 

ラジオ業界から放送作家のニーズが消えつつあると感じていた久連子は、入賞した場合ラジオの業界から足を洗い本格的に小説家として活動しようと考えていました。

 

ミナレの働くカレー店「ボイジャー」では、城華マキエが厨房担当の中原に好意を寄せています。

 

中原から告白されているミナレは中原にマキエの思いを説明し、中原とマキエを結び付けようとするのですがうまく行きません。

 

そして深夜になり「波よ聞いてくれ」を放送するミナレ。

 

今回渡された「熊に襲われながら恋愛相談をする」という台本の出来は上々で、ミナレは初めて久連子に感謝します。

 

どうやら久連子にとってはこれがミナレへの餞別となるようです。

 

久連子に放送作家を続けてほしい瑞穂は、なんとか久連子を引き留めようとします。

 

そこで瑞穂は、久連子の作品の取材を手伝いたい、と申し出たのです。

 

横でそれを聴いていた麻藤は、ネタ作りに悩むミナレに番組作りのため久連子の取材旅行に同行するように命じたのでした。

波よ聞いてくれ【4巻】の感想。罵倒や文句がおもしろい!

今回もミナレの喋りが冴えわたる作品となっています。

 

自分の気に入らない先輩に盛大にダメ出しと説教を食らったミナレの、返答と反論は読んでいてとても笑えます。

 

優秀なまどかはミナレのようにただ勢いでラジオに出演が決まった、という女性が許せないのです。

 

まどかの気持ちも理解できます。

しかし、ミナレにとってはいい迷惑です。

 

しかも自分の友人であり良き仲間の瑞穂とまどかは犬猿の仲と知って、ミナレは更にまどかに対して拒否の感情を強めます。

 

このあたりの罵倒や文句は非常に沙村広明さんらしい節で回されており、私としてはとても面白く読めました。

 

カレーの店ボイジャーでは、店長が無事復帰したもののマキエは離れず働く様子。

 

中原はマキエの気持ちに気づかず、この微妙なやりとりが今後どう発展していくのかが楽しみです。

 

一番笑えるシーンはやはり、ミナレのラジオ収録場面でしょう。

 

野生の熊と対決しながら恋愛相談に乗るとは、どういう状況なのか全くわかりません。

 

しかしミナレの独自のノリで乗り切ってしまうあたりはさすがと思いました。

今後は久連子、瑞穂、ミナレの3名で取材旅行に行くようです。

 

瑞穂の恋が実るのか、それともミナレによってまた大波乱があるのか。

台詞のノリが良く、さらにようやく恋愛要素が生きてきた4巻でした。

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