エヴァンゲリオン:序は「エヴァンゲリオン新劇場版」4部作の1作目にあたります。
初回に放映されたのが2007年9月ということもあり
エヴァンゲリオン新劇場版:序のストーリーってどんなだったっけ?
こんな疑問を持ちました。
というわけで今回は、映画作品である『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のストーリーのあらすじとネタバレをまとめました。
よかったら感想も見ていってくださいね。
本記事では、エヴァンゲリオン新劇場版【序/破/Q】のフル動画を無料で視聴できる配信サイトについてまとめました。 エヴァンゲリオンシリーズはアニメから始まり、2020年劇場版のラストエピソードまでたくさんのシリーズ作[…]
エヴァンゲリオン新劇場版:序のあらすじ
15年前、人類のほとんどが死滅した「セカンドインパクト」が発生。
海は赤く染まり、生き物は姿を消しました。
主人公・碇シンジは3年前に離別した父・碇ゲンドウより新第3東京都に呼ばれ、ひなびた駅に辿り着きます。
そこに現れたのは、父と同じ特務機関「NERV」で働く女性、葛城ミサトでした。
ミサトの車で向かった先の特務機関「NERV」に到着したシンジは、その場で父と再会します。
そこで巨大な汎用ヒト型決戦兵器・人造人間「エヴァンゲリオン」に乗ることを強要されます。
当然拒否するシンジでしたが、そこに代わりのパイロットとして綾波レイが運ばれてきます。
深い傷を負いながらも戦おうとするレイを見て、シンジは初号機に搭乗することを決意するのでした。
エヴァンゲリオン新劇場版:序のネタバレと結末
ここからは、映画『エヴァンゲリオン新劇場版:序』のストーリーをネタバレを交えながら紹介していきます。
ラストシーンはどうなったのか?結末まで含んでいるので、ぜひ思い出しながら読み進めてくださいね。
「セカンドインパクト」から15年が経過した世界、新第3東京都市
主人公の14歳の少年・碇シンジは3年ぶりに父親から呼び出され、新第3東京市に到着。
駅には葛城ミサトと名乗る女性が現れます。
ミサトはシンジを車に乗せ、これから向かう場所が父が司令官として勤める特務機関「NERV」であること、この先にある地下都市は「ジオフロント」と呼ばれる要塞都市であることをシンジに伝えます。
「NERV本部」で、父と再会するシンジ。
父・ゲンドウは3年ぶりの再会の挨拶もせず、シンジに汎用ヒト型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンに乗れ、そして奇妙な生き物「使徒」と戦えと命令します。
第4使徒襲来、初号機初出動、そして暴走
突然の命令にシンジは当然、拒否します。
ゲンドウは「ならば、帰れ」とシンジを突き放し、代わりのパイロット、綾波レイを呼びつけました。
重傷を負ったレイを見たシンジは、自分がエヴァに乗るとその場で宣言してしまいます。
シンジを乗せたエヴァンゲリオン初号機は、使徒の前に姿を現します。
使徒は初号機に向かって攻撃を仕掛けました。
初号機の腕は折られ、頭部も破壊されます。
しかしその後、初号機は「暴走」。
使徒に向かい、圧倒的な力で使徒を殲滅しました。
第5使徒襲来、命令違反、そして逃走
暴走した初号機から回収されたシンジは、ミサトの家に住み、新第3東京市の中学校に通うこととなりました。
しかし、転校先のクラスメイトのひとり鈴原トウジは、彼個人の恨みからエヴァのパイロットであるシンジを殴りつけてしまいます。
命令されたから乗っている、そんな状態のシンジの前に第5使徒が出現します。
出撃した初号機でしたが、使徒の攻撃をまともに受け、とある丘に飛ばされてしまいます。
そこにはクラスメイトのトウジと相田シンスケの姿がありました。
トウジ達を守るため、シンジは防戦一方になります。
ミサトは、トウジ達を一時的にエントリープラグ内に避難させ、その後速やかに撤退するよう指示を出します。
しかし、恐怖で逆上したシンジは、初号機のナイフを抜き、第5使徒に捨て身の一撃を浴びせたのでした。
使徒殲滅に成功したものの、命令違反を咎めるミサト。
しかしシンジは態度を改めません。
怒ったミサトはシンジに、エヴァに乗るかここを出ていくか自分で決めなさいと強くしかりました。
シンジは家を出たものの、結局は行き場がありません。
結局、NERV保安局の人員に捕まり、本部に戻されます。
第6使徒襲来、綾波レイ、ヤシマ作戦
シンジの気持ちは、揺らいでいました。
しかしそこに第6使徒が出現します。
零号機と共に出撃した初号機でしたが、第6使徒のレーザーが初号機頭部に直撃、シンジは意識を失います。
シンジが目を覚ました時、そばにはレイがいました。
レイは目覚めたシンジに淡々と次の作戦のスケジュールを伝えます。
しかしシンジの心は、先ほどの攻撃で恐怖に支配されてしまいました。
エヴァへの搭乗を拒否するシンジに向かって、レイは「なら、行かなければいいわ」と言います。
しぶしぶ再度作戦指示を受けるシンジ。
「ヤシマ作戦」と名付けられたこの作戦は、レイが巨大な盾で使徒からの熱線を受け止め、シンジが電子砲を撃つというものでした。
恐怖からエヴァへの搭乗を拒否するシンジを、ミサトはジオフロント最深部に連れていきます。
最深部には、巨大な白い身体の「使徒」が磔にされていました。
これは「第2使徒」リリスだとミサトは説明します。
このリリスと他の使徒が接触すると、「サードインパクト」が発生し、人類は死に絶えるのです。
もしエヴァンゲリオンが敗北し、使徒が本部を襲ったときは、全員を巻き込んで自爆する。
ミサトはシンジにそう告げました。
全員が命を賭けていることに対する責任から、シンジは初号機に搭乗します。
笑えばいいと思うよ
シンジは砲手として第6使徒のコア目掛けて電子砲を放ちました。
と、同時に使徒も再びビームを放ちます。
初弾はわずかに使徒のコアを外れ、シンジは再び恐怖に襲われます。
ゲンドウはレイに砲手を交代させようとしますが、ミサトはあくまでシンジに砲手をさせるべきだ、と主張。
シンジは砲手を続行します。
第2射目のエネルギー充電中に、使徒は再びにレーザーを放ちました。
零号機が盾で、そのダメージを受けます。
その間にシンジは第6使徒のコアめがけ再び陽電子砲2射目を発射。
今度はコアに命中し、第6使徒の脅威を退けることに成功しました。
熱で溶解した零号機のエントリープラグを、シンジはこじ開けます。
幸い、レイは無事でした。
戸惑うレイにシンジは優しく声をかけます。
こうして、レイは初めて、碇司令以外の人間に心を動かされたのでした。
エヴァンゲリオン『序』の感想や見どころ
エヴァンゲリオン新劇場版:序を見た時にまず感動したのは、圧倒的技術力向上を感じる神作画です!
劇場で見た時はとにかく、第6使徒ラミエル戦のCG技術が向上していることに驚きました。
まず第6使徒との戦いは、絶対に見てほしいところです。
また、アニメ版での「時は、2015年」という導入は、新劇場版ではカットされています。
あくまで「セカンドインパクトから15年後」の世界、という設定で今回のエヴァンゲリオンは始まります。
ループした世界疑惑、発生
エヴァンゲリオンを見ていた人であれば、おそらくすぐに気付く点が、「海が赤く、生物がいない」ことです。
シンジたちもまた、それを当然としています。
「海が赤い」ことから連想されるもの、それは「劇場版新世紀エヴァンゲリオンAir/まごころを、君に」のエンディングです。
全ての生命を溶かし、そして再度それを手放したリリスは倒壊し、海は赤く染まります。
このラストを覚えている人なら、新劇場版は、過去の世界の続編なのでは?と思うはずです。
序盤からのリリス、登場
「序」では戦闘シーンがリメイクされ、一部の使徒のデザイン変更、セントラルドグマに配置されている使徒がリリスだと明言されているなどさまざまな点が改変されています。
主人公のシンジに関しては、それまでただ流されていただけの少年が、自らの意思でエヴァに乗るというところまでがテーマとして描かれています。
このシンジの成長は、次回の「破」で最高潮を迎えることになります。
席を立つな、エンドクレジット後が楽しい
なんといっても、エンドクレジット終了後に渚カヲルが登場したことに、劇場は沸き立ったことをよく覚えています。
カヲルとシンジの接触はまだ先になりますが、一度死んだカヲルが登場するのはとても嬉しかったですね。
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