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ベルセルクの原作漫画のネタバレと感想

ベルセルク/黄金時代篇(3~14巻)のネタバレ結末と感想をまとめてみた

今回は、ベルセルク『黄金時代』篇(3〜14巻)のストーリーのネタバレや結末、感想をまとめました。

 

前回と同じく、名シーンや名言についても紹介しています。

 

黄金時代篇はベルセルクの中でも重要なストーリーでもあるので、何度でも見返したくなります。

 

ベルセルク『黄金時代』篇のネタバレと結末

今回は、黄金時代篇のネタバレとストーリーの結末について記載していきます。

ベルセルクシリーズの中でも最も人気のある章で、見どころもたくさんあります。

むかわ
ガッツの人格形成に関わる重要なストーリーです。

 

傭兵に拾われ、育てられるガッツ

大勢の村人が首を吊っている大樹の下、傭兵ガンビーノは泥水と羊水にまみれた赤子を拾います。

 

ガッツと名付けられた子は、剣を覚え9歳で初陣に立ち、生と死の間で懸命に生きようともがいていました。

 

ところが、ある日酔ったガンビーノがガッツのテントに侵入、ガッツは誤って剣をガンビーノの首に突き刺してしまいます。

 

ガッツは傭兵団から追われる身となり、ひとりで野に放たれ放浪の旅に出ます。

 

ガッツ、「鷹の団」へ

ガッツは15歳の時、グリフィスという傭兵団「鷹の団」を率いる少年と出会います。

 

出会った時こそ反発したガッツですが、やがて「鷹の団」に馴染み、斬り込み隊隊長として活躍するように。

 

ガッツとグリフィスは、とある戦いで「不死のゾッド」という怪物と出会いますが、ゾッドは死の予言をして彼らの前を立ち去り、「鷹の団」は難を逃れました。

 

そしてガッツは女騎士キャスカと、とある事件をきっかけに互いに信頼を置くようになります。

 

ちょうど「鷹の団」がミッドランド国の王に認められつつあるときに、グリフィスはチューダー帝国の要塞・ドルドレイ攻略を命じられ、「鷹の団」は全力でそれを成し遂げる快挙を勝ち得ました。

 

正式に「白鳳将軍」として、貴族として認められたグリフィス。

 

しかし、ガッツはあくまでグリフィスと対等の「友」の立場であることを願い、「鷹の団」を立ち去って自らを知る旅に出ることを心に決めていました。

 

「鷹の団」に留めようとするグリフィスと、ガッツは雪の丘で一騎打ちを行うことに。

 

ガッツはグリフィスに勝利。

その場を立ち去り旅に出たのです。

 

ガッツ、グリフィスと離別。鷹の団の失墜

ガッツを失ったグリフィスは、姫の後宮に入るという失態をあえて犯し、ミッドランド国王に捕らえられます。

 

「鷹の団」の団員は王国から追われ、キャスカが臨時の長として陣頭を取る事に。

 

1年後、ガッツは「鷹の団」の離反の噂を聞き、戻ります。

 

キャスカと邂逅し、結ばれたガッツはグリフィスが幽閉されているという塔へ向かい、奪回をはかりました。

 

グリフィスはすでに再起不能の身となり、ガッツは失意の底に落とされます。

 

退避する「鷹の団」でしたが、ミッドランド国王は「黒犬騎士団」を放ち、グリフィス討伐へ向かわせました。

 

「黒犬騎士団」を率いる団長・ワイアルドは「鷹の団」と交戦中、突如姿を変貌させます。

 

それは、あの「ゾッド」と同じ怪物の姿でした。

かろうじてワイアルドを倒したガッツと「鷹の団」。彼らは本陣と合流します。

 

戦いを見ていたグリフィスは、己の無力さと情けなさを痛感し、絶望します。

湖で自死を試みたその時、グリフィスの腕には深紅のベヘリッドが絡みついていました。

 

そこに助けようとガッツが走り込みます。

グリフィスは猛烈な怒りに駆られ、その時、ベヘリッドは血の涙を流したのでした。

 

「蝕」、そしてガッツの復讐の旅へ

グリフィスの「深紅のベヘリッド」は「蝕」を招き、天使「ゴッド・ハンド」が出現します。

 

彼らは「鷹の団」は尊い生贄であり、グリフィスこそ「ゴッド・ハンド」の一族として転生する者であると宣言したのです。

 

グリフィスは己の夢を再興するために、「鷹の団」全てを生贄に捧げます。

 

あらゆる魔物が出現し、「鷹の団」のガッツとキャスカ以外は全員魔物の手にかかり、喰われるか殺害されてしまいました。

 

その血によって力を得たグリフィスは、新しく「フェムト」という「ゴッド・ハンド」として復活します。

 

フェムトとなったグリフィスはガッツの目の前でキャスカを蹂躙し、ガッツは怒りに囚われたまま、左腕と右目を消失。

 

その場で突如出現した「髑髏の騎士」にガッツとキャスカは救われ、「蝕」を逃れることが出来ました。

 

烙印のせいで毎夜、悪霊に襲われることになったガッツとキャスカ。

特にキャスカは精神が壊れ記憶を無くし、幼児と同じ行動しかとれません。

 

とある夜、ガッツはキャスカの様子がおかしいことに気づきます。

キャスカは苦しみ出し、両脚の下には血まみれの胎児が落とされました。

 

「髑髏の騎士」はその子を「呪われた子」と呼び、グリフィスの魔が憑りついた子だと言います。

夜明けと共に子は姿を消し、以後ガッツの前に現れるようになるのです。

 

ガッツは復讐の旅に出ることを決意します。

その前日、「蝕」の怪物の生き残りが、ガッツの隠れ家である鍛冶屋を襲いました。

 

ガッツは生き残りを仕留めようとしますが、剣が折れ使い物になりません。

そこでガッツは鍛冶屋の倉にあった「ドラゴンころし」を振るいます。

 

あまりにも巨大すぎる剣は、「使徒」を殺すことのできる武器として最適でした。

 

ガッツは「ドラゴンころし」を鍛冶屋・ゴドーから受け取り、キャスカを預け、「使徒」を倒す旅に出ます。

 

名シーンや名言

「私にとって友とは… 決して人の夢にすがったりはしない… 誰にも強いられることなく自分の生きる理由は自らが定め進んでいく者… そしてその夢を踏みにじる者があれば 全身全霊をかけて立ちむかう… たとえそれがこの私自身であったとしても… 私にとって友とは そんな…”対等の者”だと思っています」(6巻)

グリフィスの名言です。

この言葉を影で聞いたガッツは、グリフィスとの親友とは何かを考えるようになります。

グリフィスはこの言葉をガッツが聞いていたとは知らないわけですから、悲劇はここから始まっていたのです。

 

「私は あの人の 剣になりたい」(7巻)

キャスカの名言です。

グリフィスは神ではなく男、そしてキャスカは女でした。

 

しかし、キャスカはグリフィスの野望を知っていたため、女としてそばにはいられないことを悟っていたのです。

 

それならば、せめてグリフィスの剣であろうとする決意のキャスカの切ない言葉です。

現代の働く女性にも通じるのかもしれません……。

 

「剣ってのは鞘に収まるもんだろ …帰んな 剣の主のもとへ… グリフィスのところへよ…」(7巻)

一方そのキャスカと共にチューダー兵に巻き込まれたガッツは、自分とは違い、生きる理由を持つキャスカを先に逃亡させようとします。

ガッツの言葉は、彼女のひたむきさに心が動いた証拠でもあるのです。

 

戦場で死ぬのは王族でも貴族でも平民でもありません 敗れたものが死ぬのです」(8巻)

グリフィスが一計を案じ、王妃たちを暗殺したときに放った台詞です。

平民出身のグリフィスの出世は、他の貴族たちの目障りでした。

 

しかし、グリフィスは彼らの計画を見抜き、アジトの塔に火を放ったのです。

貴族という身分にあぐらをかいていた人間への、悲しい台詞と言えるでしょう。

 

「おれは アイツにだけは なめられるわけには いかねえんだ」
「このまま アイツの夢に 埋もれているわけには いかねえんだ」(8巻)

ガッツが「鷹の団」を抜け出そうとした時に、ジュドーたちの説得にあい、返答した言葉です。

 

ガッツの強い願いである「グリフィスと対等の者である」決心が伝わります。

 

グリフィスの夢にすがっている自分を許せなくなったという、強いガッツの意思が感じられるものです。

 

「どうして 終わったり なくしたりしてから いつも そうだと気がつくんだろう」(12巻)

ガッツは幽閉後のグリフィスの無残な姿を見て、自分のしたことを激しく後悔しました。

 

グリフィスや「鷹の団」という大事なものを、自らが喪失してしまった悲しみの台詞です。

 

こういう思いをすることは誰にでもあるでしょう。

しかし、これはあまりにも代償が大きすぎたのです。

 

「何千の仲間 何万の敵の中で 唯一人 お前だけが 俺に夢を忘れさせた」(12巻)

グリフィスの野望である「国を手に入れる」ことは、ガッツの前では忘れていたということに、グリフィスは気づきます。

 

それほどグリフィスにとってガッツは得難いもの、尊いものだったのです。

 

それを「鷹の団」と共に生贄に捧げるグリフィスは、夢の実現のためだけに転生を誓うのでした。

 

「自分じゃ もうちょっと器用なやつだと思ってたんだけどなァ」(13巻)

これは名シーン、キャスカをかばって死んでいく、ジュドー最後の台詞です。

 

最後は皆と剣を並べて死のうとするキャスカを必死でかばい、ジュドーは馬で「蝕」から脱出をはかります。

 

しかしキャスカを守ったことで、ジュドーは致命傷を負い、倒れるのです。

 

ジュドーはキャスカの事を愛していました。

 

しかし、ガッツやグリフィスには叶わないと知っていた彼は、最後まで自分の気持ちを封印したまま死んでいったのです。

 

「戦ってのは最後に立ってたもん勝ちなんだよ」(14巻)

「蝕」を生き延びたガッツは、「髑髏の騎士」から烙印を持つ者の運命を聞かされます。

烙印はガッツのもとに悪霊を呼び寄せ、一生この呪縛からは逃れることが出来ません。

 

しかし、ガッツは絶望を殺意に変え、さらには生きる力にまで昇華させます。

ガッツの魅力が冴えわたる台詞です。

 

感想や見どころ

まずは黙って原作は14巻まで読め!

ガッツの壮絶な過去が明らかになります。

 

「黄金時代」こそ、「ベルセルク」の原点!

黄金時代とは、一般的な意味でも栄華を極めた時代という意味を持ちます。

 

平民である「鷹の団」が王に認められ、その長・グリフィスが「白鳳将軍」へと昇進することは、間違いなく「栄華の時代」と言えるでしょう。

 

そして、ガッツにとって最もかけがえのないものを手に入れた時代でもあります。

 

グリフィスという親友、キャスカという恋人、「鷹の団」という仲間。全てが失い難く、ガッツにとっては輝いていたもののはずです。

 

しかし、その黄金をガッツは自ら放棄してしまいます。

その黄金はグリフィスの夢であり、ガッツ自身のものではなかったからです。

 

雪原の中、グリフィスとガッツが一騎打ちを行い、グリフィスが敗北した瞬間から、黄金時代は斜陽を迎えました。

 

そしてグリフィスが廃人となり、「鷹の団」が再起不能であると知れ渡った時、この時代は終焉を迎えたのです。

 

だからこそ美しい時代だった、とも言えます。

「ベルセルク」は長期連載作品ですが、基本は全てこの「黄金時代」の出来事に根差しているのです。

 

原作コミックス版では削除された表現と話数とは!?

グリフィスの「蝕」降臨シーンは、「ベルセルク」の世界観に深く関係していることから、いくつかコミック収録時に「結末に関わる」として意図的に削除されています。

 

まず、廃人となったグリフィスがガッツに発見され、駆け寄られるシーン。

 

「今ここでお前に触れられたら オレは一生……」で台詞が途絶えています。

 

原作掲載時には「許せなくなる」が記載されていたと聞きます。

 

さらに、単行本未収録の83話では、グリフィスが転生中に見た夢の内容が描かれています。

仲間を捧げたグリフィスは、霊体のまま「魔」の原型ともいえる神に遭遇します。

 

「神」はグリフィスに「あるがままにあれ」と祝福され、誕生するのです。

この一話はネットなどで見ることが出来ますが、やはり単行本には収録しなくてよかったと個人的には考えています。

 

ただでさえグリフィスという巨大な敵が示される「蝕」。

さらにその上に倒すべき何かがいるという設定では、人としてのガッツにあまりにも勝ち目がありません。

 

あくまで人間であるガッツと、グリフィスの戦いであることが強調されている単行本のほうがシンプルで美しいかたちを取ったのではないでしょうか。

 

魔女であるシールケなどは、万物の探求が魔術師の使命と言い、あらゆる幽界にアクセスすることが可能です。

 

もし、この「神」の世界にたどりつくのであれば、それは人ではなく魂のみの魔法の世界が必要となるでしょう。

 

本誌掲載のほうは、次第にこの辺の謎にも迫りつつあります。

 

「黄金時代」は人気キャラクターの宝庫!後編があっても衰えない

ファン投票などでは、「黄金時代」のキャラクターが現在でも入ります。

 

「鷹の団」ジュドーなどは、今も圧倒的な人気です。

ラストのキャスカとの死別のシーンも含まれていますが、それでも彼の生き方はかっこよすぎます。

 

「鷹の団」唯一の生き残り、少年兵リッケルトは人気が出てしまい、作者が殺すのをやめてしまったというキャラクターです。

 

現在は鍛冶屋の技を身につけ、グリフィスの城で彼と再会するものの、グリフィスの頬をひっぱたくという神業をやってのけました。

 

性格が良く、ガッツほどグリフィスを憎めないという立ち位置は読者にとっても感情移入しやすいのではないでしょうか。

 

さらに敵では「黒犬騎士団」の長・ワイアルドが人気です。

ワイアルドはもう登場した時から明らかに「使徒」で、力を手に入れたことで慢心してしまった典型的な悪魔の性格をしています。

 

「エンジョイ&エキサイティング」という彼の台詞は、そのまま彼の隊のスローガンとなっており、道端の女を犯し、男を殺すという暴徒と変わりありません。

 

ところが、このワイアルドはどういうわけか映像化には恵まれず、アニメでも映画でも姿を見せることはありませんでした。

 

どうやら明らかにR18行為をしているのが問題のようです……。

それでも「エンジョイ&エキサイティング」Tシャツが売れるほど「使徒」の中では人気でした。

 

もちろん「使徒」の中で抜群の人気を誇るのは、「不死のゾッド」です。

 

これは数万円のスタチューが完売するほどです。

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