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十二国記の小説を読むオススメの順番について

小説『十二国記』を読むオススメの順番や時系列について初心者向けに解説

本記事は、小説『十二国記』をこれから読んでいく人に向けたものになります。

 

十二国記はすでに長編作品となっており、じっくり腰を据えて読んでいくことになりますが、発売されている順番通りに読めばOKというものではありません。

 

本編があったり、スピンオフがあったり「一見さんお断り」のストーリーもあるため、初心者は迷子になることも。

 

そこで今回は、初心者でも分かりやすく読み進められるよう、小説版『十二国記』を読むオススメの順番について解説しています。

 

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十二国記のラインナップ

現在、新潮社文庫から「十二国記」シリーズとして出版されているのは、合計10編です。

1巻、2巻…と進んでいくものではないのが、初心者が迷子になりやすい要因でもあります^^;

 

さらに上下巻、全4巻のシリーズもありますから、最初から挑む場合には時間がかかると考えたほうが良いでしょう。

 

十二国記のラインナップ

 

どの本にもイラストレーター山田博章の挿絵が入っており、劇中に登場する舞台の地図が掲載されていますので、イメージが伝わりやすいのが特徴です。

 

まず最初に読むべきは、「月の影 影の海」です。

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十二国記「月の影 影の海」ネタバレと感想

 

小説『十二国記』を読んでいくオススメの順番

それでは、小説版『十二国記』を読むオススメの順番ですが、以下のとおりとなります。

(タップするとあらすじ・ネタバレ紹介記事に飛びます)

  1. 「月の影 影の海」(上下)
  2. 「風の海 迷宮の岸」
  3. 「風の万里 黎明の空」(上下)
  4. 「黄昏の岸 暁の天」
  5. 「魔性の子」
  6. 「白銀の墟 玄の月」(全4巻)
  7. 「東の海神 西の滄海」
  8. 「図南の翼」
  9. 「華胥の幽夢」(短編集)
  10. 「丕緒の鳥」(短編集)

 

筆者はこの順番が初心者にもっともオススメであると考えます。

詳細な根拠については、次の目次より解説していきます!

 

「月の影 影の海」と「風の海 迷宮の岸」」をまずは抑えるべし!

「十二国記」を読む際には、国の成立ルールや天帝の存在、神獣である麒麟の位置づけなどを知る必要があります。

 

これが最も簡潔に、なおかつわかりやすく書かれているのは「海の影 影の月」(上下)です。

 

そのため、どのような場合でもまずは「海の影 影の海」を最初に手に取ることを激しくお勧めします。

 

「海の影 影の月」の読後に「十二国記」の世界にはまったとしたら、もう十分他のシリーズに手を出しても問題ありません。

 

ただし、結末を知りたい・ネタバレが知りたいという理由から、いきなり最終巻である「白銀の墟 玄の月」(全4巻)を読むことはお勧め出来ません。

 

これはいわば、「十二国記」の総まとめの立ち位置にありますので、今までの動乱や歴史を知らねば読み解けないものとなっています。

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十二国記『風の海 迷宮の岸』の感想とあらすじ

 

「月の影 影の海」から「風の海 迷宮の岸」に進むべき理由

景王・陽子の即位が終わったあとは、別の国の麒麟の話となる「風の海 迷宮の岸」を読みましょう。

これでかなり「十二国記」の舞台設定が把握出来ます。

 

「月の影 影の海」では日本の高校生・中島陽子が十二国に連れ去られることから話が展開し、その後、十二国の「慶」の国王である景王・陽子として即位することで完結します。

 

「陽子の物語はここから始まった」という一文があるように、あくまでスタートはこの時点からです。

次は別の国の麒麟の話、「風の海 迷宮の岸」が必須です。

 

実はもうひとり、陽子の他に「十二国記」を支える人物が存在します。

それは「戴」国の麒麟でありながら、日本人として育った高里要こと泰麒です。

 

泰麒はもともと「魔性の子」という十二国記からは独立して出版された本の主人公。

 

そのため、「十二国記」シリーズでも重要な役割を果たします。

エレ子さん
「風の海 迷宮の岸」はそんな泰麒の生い立ちを描いたものです。

 

つまり、ルートとしては「月の影 影の海」から「風の海 迷宮の岸」が最も「十二国記」を面白く読めるルートです。

 

本筋を追いかけ、さらに結末を最短で知りたい場合は、以下のルートがお勧めとなります。

  1. 「月の影 影の海」(上下) 景王・陽子の即位までの物語
  2. 「風の海 迷宮の岸」 泰麒の成長と失踪の物語
  3. 「風の万里 黎明の空」(上下) 陽子の成長の物語
  4. 「黄昏の岸 暁の天」 景王・陽子、泰麒を十二国に連れ戻す話
  5. 「白銀の墟 玄の月」(全4巻) 泰麒が戴国に帰還する話

(※冒頭で紹介したオススメの順番の一部です)

 

景王・陽子の話と、泰麒の話は「黄昏の岸 暁の天」という小説で実は合流するのです。

 

さらに、「黄昏の岸 暁の天」の読了後でなければ、「白銀の墟 玄の月」のストーリーは理解することが不可能です。

 

エレ子さん
とりあえず「十二国記」を面白く、最短で読みたい!

そんなあなたは、上記セットを揃えることをお勧めします。

 

他のストーリーを読むなら「東の海神 西の滄海」を優先しよう!

「十二国記」をより深く知るために本筋以外のストーリーを知りたい!

そんな時は「東の海神 西の滄海」がお勧めです。

 

「東の海神 西の滄海」は、雁国の王である延王・尚隆とその麒麟である延麒・六太のストーリーです。

 

実はこのふたり、景王・陽子にも泰麒にも助力を惜しまない名君と麒麟として全編に満遍なく登場します。

 

彼らの出身国は日本、つまり陽子や泰麒と同じなのです。

そのため全体的に登場回数が多く、国が豊かなことからあらゆる面でサポートをしてくれます。

 

最短ルート終了後には、ぜひこの名コンビの話を読んでみて下さい。

同様に「図南の翼」は、恭国の供王が即位するまでの話です。

 

恭国はあまり登場しませんが、「風の万里 黎明の空」などで一部登場します。

大筋のストーリーには関与しませんが、12歳の少女が国王となるというびっくりストーリーなので、十二国ファンには人気の作品です。

 

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「魔性の子」はどのタイミングで読む?

「魔性の子」は、「黄昏の岸 暁の天」と同時期の話です。

つまり、「黄昏の岸 暁の天」読後が最も好ましいタイミングと言えます。

 

「十二国記」の第0章として位置づけられている「魔性の子」は、読まずとも「十二国記」を理解できる作品となっています。

 

「魔性の子」は日本側の視点、つまり泰麒の視点からのストーリー。

「黄昏の岸 暁の天」は、泰麒を十二国に連れ戻そうと奔走する陽子や延王たちの視点のストーリーです。

 

「黄昏の岸 暁の天」読了後に、泰麒が日本でどのような暮らしをしてきたのかを知りたいと思った人には「魔性の子」をお勧めします。

 

また、「風の海 迷宮の岸」で、泰麒を好きになった人にもお勧めです。

エレ子さん
「魔性の子」を読むタイミングはかなり好みが分かれるところでもあると思います。

 

(タップで開く)『魔性の子』の立ち位置【ネタバレ有り】
ネタバレとなりますが、泰麒は日本で生まれ10歳まで育ち、その後十二国に引き戻され、戴国の王を選定したのち、再び日本に追いやられるという複雑な道筋を通ります。

 

泰麒が2回目に十二国に戻るストーリーが「魔性の子」であり、「黄昏の岸 暁の天」なのです。

 

基本的に日本と十二国は自由に行き来が出来ません。

そのため、泰麒は他の国の王や麒麟の手を借りて、十二国に引き戻されるのです。

 

という事情を理解出来るようになってから読むことをお勧めします…。

 

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スピンオフはどのタイミングで読む?

スピンオフ作品である「華胥の幽夢」「丕緒の鳥」は本筋を理解してから!

 

短編集は物語として読みやすいと思われる位置ですが、「十二国記」では短編だからこそ、世界観の説明がないため舞台設定が不明の場合は鬼門となります。

 

あらゆる国の人物が登場し、王や麒麟が主人公であるとは限りません。

サブキャラクターや本編には登場すらしない者も登場します。

 

それらが世界観の説明なしに活躍する物語が多いので、最初にとりかかると全く理解出来ません。

むかわ
大筋を理解し、「十二国記」をより知りたいという人にお勧めします。

 

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十二国記を読むオススメの順番まとめ

それでは、最後にもう一度、オススメの順番を振り返りましょう!

  1. 「月の影 影の海」(上下)←必須
  2. 「風の海 迷宮の岸」←必須
  3. 「風の万里 黎明の空」(上下)
  4. 「黄昏の岸 暁の天」
  5. 「魔性の子」
  6. 「白銀の墟 玄の月」(全4巻)
  7. 「東の海神 西の滄海」
  8. 「図南の翼」
  9. 「華胥の幽夢」(短編集)
  10. 「丕緒の鳥」(短編集)

 

まず十二国記の世界観や設定を把握するために、1番と2番目は遵守することをオススメします!

 

あとは「魔性の子」や「東の海神 西の滄海」をどこで読むかは好みもありますが、上記の流れだと最短ルートで本編を理解でき、初心者にも読みやすいかと思います。

 

これから読んでいこうと思っている方はぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね!

 

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